マーヴィン・ゲイ

I Want You (1976)

What's Going On

こちらは76年に発売となった" i want you"というアルバムについて。
元はと言えばLeon Wareが自分自身のアルバムのために書いてあった楽曲を マーヴィンが甚く気に入り、譲り受けたという経緯は有名な逸話として残っています。
(Leon Wareはプロデューサーとして参加。)

ソウルミュージック界を代表する面々(Ray Parker Jrなど)がバッキングを努め メロウさを極めたマーヴィンのヴォーカルが幾重にもダビングされた官能的な世界は セクシーなだけではなく、感動的ですらあります。
"what's going on"や"let's get it on"に並ぶ歴史的名盤との声も少なくないようです。 これこそがマーヴィンの最高傑だと言う人も多いですね。

曲間などにもこだわっており、エンドレスで聴けるコンセプトアルバムでもあります。 収録曲の多くは未だにカヴァーされ続けており、例えばマッシヴ・アタックの プロダクションによる分厚いコーラスをダビーに落とし込んだマドンナの"i want you" などはマーヴィンのサウンドがサンプリングによって現代的に解釈された好例でしょう。

2003年には1976年当時、収録されなかった幻の楽曲たちが収録され 2枚組の<I want You - Deluxe Edition>として再発されています。 テイク違いやレアなデモヴァージョンなども聴けますよ。 この至高のソウルミュージックをぜひ体験してみて下さい。